吸着分野で活躍する若手研究者の活性化と相互の交流を目的として、吸着シンポジウム(吸着夏の学校)を1泊2日の合宿形式で開催します。シンポジウムでは、基礎技術講習、研究トピック講演、特別講演、有志の若手研究者によるショートプレゼンテーションが行われます。基礎技術講習・研究トピック講習では、第一線でご活躍の講師陣による吸着関連の基礎から最新の研究成果までをご講演いただく予定にしています。また、特別講演では、産学の研究開発の現場を熟知した講師による多孔性物質の基礎から応用展開までを幅広くご講演いただく予定です。1日目の夜には、懇親会もございますので、大いにディスカッションを交わし、参加者相互のつながりを強めていただきたいと考えています。また、例年、大学や研究機関の大学院生・ポスドクや、企業の研究者・技術者の方から多くの講演をいただいておりますので、今回も多くのご講演申し込みを期待しております(もちろん参加だけでも構いません。また参加はどなたでも歓迎です)。是非、京都洛北、修学院の静寂の地でご一緒に吸着の科学・技術について理解を深めませんか。
シンポジウムは5件の招待講演と有志の若手研究者によるプレゼンテーションを予定しております。
招待講演:
基礎技術講習 黒田 泰重 教授 (岡山大学)
「既存元素に関する「新しい化学」を創り出す無機固体表面」
基礎技術講習 児玉 昭雄 教授 (金沢大学)
「吸脱着プロセスの基礎と応用展開」
特別講演 関 建司 博士 (大阪ガスケミカル株式会社)
「技術開発の成功への秘訣」
研究トピック講演 上代 洋 博士 (新日鐵住金株式会社)
「多孔性配位高分子 (PCP/MOF)の特異な吸着現象」
研究トピック講演 生越 友樹 准教授(金沢大学)
「柱型環状分子Pillar[n]areneの超分子集合体を利用した吸着材料の創製」
若手研究者発表 丸山 香名江 氏 (株式会社西部技研)
坂本 裕俊 博士 (名古屋大学)
杉原 圭亮 氏 (京都大学)
高田 健斗 氏 (京都大学)
堀 彰宏 博士 (京都大学)
吸着夏の学校 実行委員長
松田 亮太郎
(京都大学物質−細胞統合システム拠点)
〒615-8510
京都市西京区京都大学桂
TEL 075-383-2111
Email rmatsuda[at]icems.kyoto-u.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください